豐多摩研究所 GTFSのshapes.txt作成ツール

豐多摩研究所 トップページ https://ss1.xrea.com/toyotama.g1.xrea.com/index.xhtml

GitHub busmapjs https://github.com/toyotamakenkyusyo/busmapjs

更新履歴

2023年2月23日 横道に入ってUターンするのを、100m以下の場合に除去するように修正

2023年4月15日 隣のstopが離れている場合に、間の道路中心線もダウンロードするように変更

概要

GTFSのshapes.txtを道路中心線に沿って作成するツールです。元となるGTFSはshapes.txtがなくても、あっても対応しています。道路中心線は日本国内のバス向けに国土地理院ベクトルタイル道路中心線のダウンロード機能をつけていますが、これと同じようなGeoJSON形式で任意のファイルを読み込めます。また、道路中心線の追加・編集機能もあります。入力したGTFSを元に半自動的に通る道路中心線を指定する機能があります。

作者連絡先

メールアドレス keiobe2016(アットマーク)yahoo.co.jp

質問、要望、意見、批判、コメント等はお気軽にお寄せいただけると幸いです。

使い方

(1)「元にするGTFSを読み込み」する。(shapes.txtはあってもなくてもよい。trips.txtのshape_idだけあってもよい。)
(2)道路中心線データを読み込む。
(2.1)初めてのときは、「入力GTFSを元にダウンロード・読み込み」すると、国土地理院ベクトルタイル道路中心線を読み込むことができる。
(2.2)前回作った道路中心線のGeoJSONファイルを保存している場合は、「GeoJSONファイルを読み込み」できる。
(3)地図上でバスが通る道路をクリックして指定(赤い太線の状態)にする。
(3.1)「リンク間一括指定」モード・「リンク間一括指定解除」モードだと、2つの道路リンクを順にクリックすることで、その間を繋ぐ道路リンクを一括で指定または指定解除できる。
(3.2)「個別一方通行指定」モードを用いると、一方通行を指定できる。線の表示が「 ||■ ||■ ||■」の場合、右向きの一方通行となる。
(3.3)初めてのときは、「入力GTFSを元自動で通る道路を指定(初回)」すると、バス停間(shapes.txtがある場合はその付近)の道路中心線を自動で指定できる。
(3.4)通る道路が指定できたら、次回以降のために「通る道路を指定したGeoJSONファイルを保存」しておくことができる。
(4)道路中心線のデータがない場合、追加することができる。
(4.1)地図の中の左上の上から3つ目のボタン(Draw a polyline)をクリックすると、地図上をクリックして線を引けるようになる。ダブルクリック(またはfinishボタンをクリック)すると、線を引き終わる。
(4.2)地図の中の左上の上から4つ目のボタン(Delete layers)をクリックすると、追加した線をクリックして、削除できる。Saveボタンをクリックすると、確定する。(間違えて消したくない線をクリックした場合、Cencelボタンで元に戻せはずだが、変形できなくなる問題がある。)
(4.3)追加した線は、白い正方形をドラッグすることで、変形できる。(クリックすると、その点を削除できる。)
(4.4)追加した線を変形するときは、他の道路中心線や追加した線の端点や折れ曲がり点に吸着(スナップ)させて、繋げたい部分を繋げておく必要がある。線の途中にも吸着するが、それは繋がっているとみなされない。(最初に線を追加するときは吸着できないため、後で変形して繋げておく。)
(5)通る道路が指定できたら、「shapes.txtをつけたGTFSを出力」する。
(5.1)作成したshapes.txtに間違いがないか確認したいときは、「元にするGTFSを読み込み」により、shapes.txtの線を表示できる。また、別サイトの「GTFS Test Viewer」(https://tshimada291.sakura.ne.jp/transport/gtfs-viewer/test-vw/gtfs-map-localfile.html)も便利である。

状況表示

ファイル入出力

分類 状況 操作
入力GTFS
元にするGTFSを読み込み:
道路中心線
(地理院地図ベクトルタイル道路中心線を使用)
周辺に余分に取得するタイル:マス分
GeoJSONファイルを読み込み:
出力GTFS
道路の途中でUターンして戻ってくる部分がある場合、この距離以下は除去(空欄の場合は除去しない):(m)

地図上で使用する道路中心線の指定

:個別指定 :リンク間一括指定 :リンク間一括指定解除 :個別一方通行指定